ご挨拶
東北地区国立病院薬剤師会
会長 佐々木 聖一
このたび、令和6年度東北地区国立病院薬剤師会総会において、会長に就任いたしました仙台西多賀病院の佐々木聖一でございます。東北地区国立病院薬剤師会の更なる発展のため、誠心誠意、会長の職責を果たしていく所存ですので、会員の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。本会は、東北地区の独立行政法人国立病院機構に属する東北6県の15施設および国立ハンセン病療養所2施設に勤務するおよそ110名の薬剤師により構成されています。
主な活動としては、学術・教育研修・リスクマネジメント・広報・総務の各委員会の活動を軸に、年1回の総会開催と薬学研究会、新人研修およびリスクマネジメント研修等の企画を通じてそれぞれの施設の薬剤師による連携や交流に力を入れています。
近年、私達を取り巻く環境は病院完結型医療から地域完結型医療へと大きく変化しています。病院ではチーム医療はもとより、急性期から慢性期に繋ぐ医療、地域包括ケアシステム等、地域に根差した医療が求められ、病院薬剤師がますます重要な存在となってきています。
私達は、このような環境変化と要請に応えるために人間力をより強くしていかねばなりません。当会の活動によって持続的な人間力の向上が図られ、薬の専門家として十分に力を発揮できる一助となるよう役員一同努めて参りますので、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。